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みんなに。
 寒くて少しつわりが…。少しつらい。
 でもつわりだと知らずに苦しんでいた時間が長かったから、今はまだいい。この子のためなんだと思えるから。原因不明の方が辛かった。

 今日は彼が愛知から帰ってくる日。(勤務先が愛知になったため、一人暮し中なのです。実家千葉だし)


 サークルの同学年の仲間をあらかじめ集めて、妊娠のことを話しました。産むということは、私の場合これから楽器の演奏が不可能になるのとイコールであり、冬の定期演奏会にも出られない以上、休部という形をとるしかないからです。ただ退部にしないのは、演奏はできなくても何らかの形で関わっていたいと思ったから。旦那ちゃんも同じサークルの卒団生なので、私も卒団だけはしたかったからです。
 みんな驚いていたけど、できることは力になるよ、と言ってくれた。うれしかった。こういう仲間がいてよかったと思いました。後輩に話すかどうか悩んだけど、みんなに相談したら「変に噂にならないように、ちゃんと話しておいた方がいいんじゃない」とアドバイスしてくれたので、合奏前の時間を借りて話しました。みんなぽかーん、としてました…当たり前だけど。

 旦那ちゃんにうちの近くで会いました。結局お金の話ばかりになってしまったけど、しょうがない。出産にはお金がかかるのだから。
 コピーではいささかうつりが悪かったので本物の写真を見てもらって、おなか触ってもらいました。やっぱりそうすることで実感も少しは湧くんじゃないかと思って。

 親には手紙を書きました。電話だとまた泣いてしまって自分でも興奮してしまって、うまく思っていることを伝えられないと思ったからです。その中で、父が(こないだ電話したときに)おろして人生の軌道修正をしろと言ったことだけは許せない、と書きました。おろしてプラスマイナス0になるのは、私の周りの人だけです。周りの人は忘れても、私は絶対に「なかったこと」にはならないのです。おなかのなかにいままであったものが、からっぽになってしまうのです。心の中の何かと一緒に。おろしたからといって、赤ちゃんがいなくなったからといって、私は決して戻れはしないし、忘れられないのだから。



 男性も女性もだけど、特に男性にはつわりもないし、おなかに何も実感がないからわからないかもしれないけど。だけど、いままでお腹の中で育ててきたいのちがなくなってしまうということ、それは決して0に戻す行為なんかではないのです。なかったことにはならないのです。本人じゃないからそんなことを思うのです。ここを見ている人に、これは決して忘れてほしくないと思います。だから、前の日記を見返しては泣きながらもこの日記を書いています。当時の気持ちを思い出すだけで涙が溢れます。だけど、伝えたい。そして、私自身が、決して忘れたくないと思うから。だから、残します。
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【2005/05/14 19:10】 10週 | トラックバック(0) | コメント(0) |
決意。
 彼のお母さんと会いました。初めて会うのがこんな形で申し訳ないと思いました。(前にも2,3度彼の家に行く予定があったのですが、そのたびにアクシデントがあったりして結局行ったことはないままだったのです)
 私もとても緊張していたけど、お義母さん(←いまの時点でこう呼ぶのは気がひけるけど、他になんて呼んでいいのかわからない)も緊張しているように見えました。でも、話してみたらいい人だと思いました。二人が決めることなのだから、あなたはどうしたいの、と、まず聞いてくれました。そして、私の体のことをずっと心配してくれて、何かあったら連絡してねと言ってくれて。とてもうれしくて有難くて、喫茶店なのに私は大泣きしてしまいました。
 いざとなったら一人でも産む気でいたけど、こう言ってくれる人が相手の親なら、やっていけると思いました。本当に、産む決意を固めました。そして、私自身は卒業にはあまりこだわっていなかったけど(3年間やってきたことが無駄になるわけではないから)、彼も彼の親も、卒業してほしいと言っていたので、卒業と出産、両立することにしました。

 
 午後から大学へ行き、保健体育科のK本先生のところへ行きました。卒業する、という道を選んだ以上、予定日が12月10日と言われていたので、卒論提出期間の真っ最中にあたってしまうため、1ヶ月早く卒論を提出しなければならないからです。いや私は国文科の学生なのですが、いかんせんうちの学科の教授はみ~んな男。男性というかおじいちゃんと言った方がふさわしい人が多かったり…。というわけで少し言いにくかったので、まずは昨年、女性のからだと健康についての講義をとったK本先生のところに行ったのでした。
 K本先生はすごく応援してくれて、力になってくれて、とてもいい先生だなぁと思いました(味方してくれたっていう意味じゃなくて、考え方とかが)。あなたが産むという決断をしたこと、私はとてもうれしい。と、言ってくれました。以前にもK本先生に相談に来た学生たちがいたそうで、でも結局おろしてしまったのだそうです。先生の部屋の棚の上には子供の写真が飾ってあって、先生自身も一人目を流産してしまったとのことでした。今でもやはり、あの子が生まれていたらいまごろ大学生だったなぁ、と考えることがあると。
 私立大は学校によっては妊婦で通うことは許されず、退学のところもあると聞いていたので、うちの大学はどうですかと聞いたら、そんなことはないでしょうと言われました。ま、カトリックなので命は大切にするだろうとは思ってましたけど(←私は仏教徒なので半端知識)。

 そのあと、去年から演習をとっていた卒論担当(でも研究休暇中)のH先生のところへ行って、「卒論、1ヶ月早く出せませんか?」と相談しました。H先生もこころよく相談にのってくれて、そのためには何月までに何をしないといけない、という予定をひととおりたててくれました。そして、すんごく真剣な顔で「卒論で長時間パソコンの前に座るときは、電磁波防止エプロンしなさい。胎児に悪いから」と言われました。そんなのあるんだ!てかどこに売ってんの?と思いつつちょっと笑ってしまったのですが(後に旦那ちゃんが電気店に行ったときに買って送ってきてくれました)。



 この子のためなら、何だってできるよ。
 だって私、お母さんだもの。

 どんなにつらくたって、この子をおろそうと考えたときの悲しみを思えば頑張れる。
【2005/05/13 18:38】 10週 | トラックバック(0) | コメント(0) |
私の中の思い
 産みたい。私の中の気持ちは、もうそういう方に傾いていたのでしょう。

 学校のPCで、産む方法について(経済的な)少し調べました。いろいろな制度があるのだということを初めて知りました。これなら、産んで育てていける可能性があるかもしれない、と思いました。プリントアウトして、クリアファイルに保存。

 たしかこのころ「かなしいこと」の掲示板に投稿したように思います。あとから読むとひどく混乱した文章だったな…。
 レスがきたのはそれから少しあとでしたが、自分が納得しないままおろさない方がいい、という意見や、自分がどうしたいのかが一番大切なのだという意見がありました。中に、「あなたはもうすぐ卒業、彼は社会人でお給料をもらっている、産むまで7ヶ月あるんだから、お金をためればいいじゃないの」という(つまり、あなたの状況は贅沢なのよ、という感じでした)意見がありました。すこしきつめの書き方だったけど、背中を後押しされた気分でした。

 生まれてくることのできなかった、たくさんの命がある。そして、自分がこの命を殺さなくていい可能性があるのなら。

 ちょっと傲慢(?)な考えかもしれないと思いましたが、そう思ったのも事実です。

 彼から連絡があって、彼のお母さんと明日会うことになりました。彼の結論は、親の理解を得た上で、産んで育てる、というものでした。やっぱり、写真を見たら気持ちが揺らいだと。



 このとき、旦那ちゃんはメールで赤ちゃんのこと「天使」って呼んでたんです。真剣なメールだったのだけど、なんだかドリーマーだなって思って、ちょっと笑っちゃいました。
【2005/05/12 23:03】 10週 | トラックバック(0) | コメント(0) |
HPを見て。
 今日の授業も休みました。サークルには少し顔を出して、同学年のM君に相談しました。命は大切にしたほうがいいと思うよ、と言われて、少し勇気がもてました。ありがとうって思いました。

 中絶に関するHPを見ました(リンクの「かなしいこと」です)。本当に、悲しいことばかり。好きな人の子でない子を妊娠したり、男におろせと言われた人もいるのだと知りました。私はちゃんと考えてもらえて、まだいいほうなのだと思いました。
 書かれていること、掲示板、読んでいるだけで涙が出てくる。みんな同じなのだと思いました、知ったばかりなのについついおなかをかばってしまうこと。不思議だけど。そんな子をおろすのかと考えただけで泣いてしまい、止まりませんでした。

 この日考えていたこと、今の気持ちを、彼に電話して話しました。




↑は私がつけていた日記を参考に思い出しながら書きました。混乱していたときだったんだと思います。

 ただ。
 おろしたくない、それだけではちゃんと考えたことにはなっていません。おろさないということは、産むということ。それだけでなく、育てていくということ。産んだら終わりじゃないのです。そこからが本当の大変さの始まりなのです。生まれてきた命に対する、責任があるのです。
【2005/05/11 22:01】 10週 | トラックバック(0) | コメント(0) |
友達に相談
 ネットが元で知り合った友人Iくん(←女性です)に会って相談しました。そういった相談をよくされるようで、話をちゃんと聞いて、相談にのってくれて、身近にこういう友達がいてよかったなぁと本当に思いました。
 彼氏に超音波の写真送ってみたら、と言われたので、そうすることにしました。

 夜は父に電話しました。やっぱり、おろせと言われました。だけど、おろせと言われるほどにおろしたくなくなるのです。涙があとからあとから、出てくるのです。



 避妊をしていなくて妊娠すること。それは、合意の上で男女がセックスする以上、二人に責任があることなのです。生まれた命に対する責任。小さな命だけど、私たちは大きな責任を負ったのでした。
【2005/05/10 23:38】 10週 | トラックバック(0) | コメント(0) |
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